静岡県菊川市は5月30、31日、特産の深蒸し菊川茶や野菜、観光などをPRする「深蒸し茶発祥の地 静岡県菊川市物産展」を東京都中央区の日本橋イベントスペースで開催した=写真。会場では夏の風物詩「田んぼアートin菊川」の紹介や特産のメロンの販売などを行った。
菊川市は、静岡県の東遠地域にある人口4万7千人の都市。特産の深蒸し菊川茶や茶を使ったジャム、ようかん、ジューシーなアローマメロンなどが特産品。最近では、テレビ番組で取り上げられた溶けないアイス「くずシャリアイス」や「プリン大福」が話題だ。
菊川市商工観光課の田中誉久主事は「東京で菊川の魅力を知ってもらうために物産展を開催した。1玉約3千円のアローマメロンは人気ですぐに売り切れた。茶の詰め放題、トマトやキュウリ、ズッキーニの販売が好評だった。夏に向けてはおいしい野菜が収穫できるほか、観光では田んぼアートやせんがまち棚田『あぜ道アート』も見頃となる。見ても食べても良い菊川にぜひ来てほしい」と呼び掛けた。
菊川市では、田んぼアートに取り組む全国約20団体が集まるイベント「田んぼアートサミット」が2019年に開催される。鑑賞会やシンポジウムが行われる予定。